皆さま  こんにちは。
(╹◡╹)
いい季節になりました。
そして今日も快晴です。☀︎
私のレッスンのございます港区赤坂は10連休中は天皇即位にあたり即位の礼が行われました為、警察の警備も厳しくたくさんの警察官がいらっしゃっいましたが、今は通常に戻りました。
私も10連休とはいきませんでしたが、だいぶお休みも頂きコンサートなどに足を運びいいお休みになりました。
横山幸雄さんの毎年恒例のオールショパンは、
朝9時開演、終演は22時30分でショパンのピアノ曲を一日で240曲聴きました。
ショパンの未発表に近い作品もあり勉強になりました。

連休も終わり通常レッスンに戻りました。
今日は「 いい音色で弾く」についてお話ししたいと思います。
この事は大変に難しくいろいろな要素があります。
どんなに基礎練習を積んでも、どんなに指がうごいても、どんなに長いピアノ歴がありましてもなかなか習得が難しいかと思います。
難易度の高い曲を弾けていましても、いい音色で弾くコツは教本には書かれていません。
教本や楽譜に書かれていない事を感じて身につける事はたやすい事ではありません。
体験レッスンで上級者の方がいらして下さいます事は多く、難易度の高い曲を弾いて下さいます。
きちんと弾けていますがタッチ・音色の部分での問題がある事が多いです。
いい演奏は、自分で弾いているようでもう一人の自分が弾いているような感覚になります。
要するに、指の意識より自分の弾いている音をきちんと最後まで聴くことが大切な一つです。
指は、今弾いているところを弾いていますが、目は楽譜の先を見ています。
そして耳は最後の音を離すまで聴きとどけるのです。
もちろん初心者は、指をまず鍛える事が大切です。
指先をしっかりさせる事が大切ですが、実は指先がしっかり安定させるには指の付け根の筋肉が大切なのです。

軽く弾いた時に、音がスカスカになってしまう方は指の付け根の筋肉が鍛えられていないのだと思います。
特に指が弱く指が支えられない方は、f(強く)を演奏する時、上から叩いて弾きます。
それでは、音が割れてしかも雑音が入り汚い音しか残りません。
しかも音の伸びがない為に深い綺麗なfにはなりません。
必ず鍵盤を先に触ってから踏み込みます。
P(弱く)は、更に難しいです。
最初にfで練習して浮かないように弾いて下さい。
もちろん弾く時は、鍵盤を触ってから音を鳴らします。
又、腕の脱力は必須です。
脱力の仕方は又後日お話し致しますが、重心をのせますので椅子は高めに右足の足の裏に体重をかけるように座って下さい。
いい音色で演奏することは、大変難しいです。
いろいろな技術の習得や意識が必要です。
今回は、
※ご自身で演奏した音を離すまで最後まで聴くこと。
※上から決して叩かない事。
※必ず鍵盤に触ってから弾く事です。
次回は、細かくお話ししたいと思います。
楽譜や教本に書かれていない事を学ぶ事は大変ですが、最終的には音色かと思います。
今日も皆さまにとって素晴らしい一日になりますように…。
(๑˃̵ᴗ˂̵)