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皆さま こんにちは。
早くも11月も3分の1が終わってしまいました。

私のお教室がございます東京都港区赤坂駅近くのアカサカサカス(bizタワー)では、先日からクリスマスのイルミネーションが飾られております。

早くも年末モードに、嬉しくもあり何故か焦る気持ちもございます。
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秋は、コンサートや舞台に伺う機会が多くレッスン後は、いつもバタバタしております。

…今日は、ピアノをお稽古していくうえでの練習曲(エチュード)についてお話しさせて頂きたいと思います。

基本的には、メトードローズやバイエルなどの基本練習が終わりましたら、
ハノン・バッハ(子供のバッハや、プレ インベンション…そして、インベンションやシンフォニア、平均律と進んでいきます。)練習曲・ブルグミュラーやソナチネなどを同時に練習していきます。

今日は、その中で練習曲についての進み方について私の考えをお話しさせて頂きたいと思います。

基本練習が終わりましたら、練習曲は一般的にはやはりツェルニーを弾いていきます。

ツェルニーは、いろいろございますが30番が一番優れた作品かと思います。
ツェルニー30番は、楽譜はとても簡単ですが表示されています速度で一回の弾き直しもなく弾ければ、大変勉強になります。
遅い速度で、間違えながら弾いても技術はなかなか上がりません。
メトロノームをつけて頂き最初はゆっくりから仕上げは、表示されています速度で間違えなく弾く事が大切です。
ツェルニー30番は、30曲ございます。
それぞれに習得出来ますテクニックが入っております。ツェルニー30番だけでもかなりの技術が身に付きます。
テクニックが身についていませんと、表示された速度で弾き直し無しで弾く事は、出来ないようになっております。
是非丁寧に練習なさって下さいませ。

そして…普通はツェルニー40番、50番、60番と、続いて練習を重ねていきますが、ツェルニー40番の代わりに『クラーマー・ビューロー』や『モシュレス』などを取り入れて下さるのもお勧めです。

又、クレメンティの練習曲も素晴らしいです。
さまざまな要素を含み、音楽的にも魅力があります。

又、ツェルニー50番又は60番の代わりには、『モシュコフスキー15の練習曲 Op.72』もお勧めです。
私も、ツェルニー50番の途中からモシュコフスキー15を練習しましたが、美しい旋律は、音楽性を勉強しますにもとてもいい練習曲です。
後期ロマン派の作品で、和声進行がとても魅力があります。

モシュコフスキー15もショパンのエチュードと難易度は同じくらいかと思いますが、最終的にはショパンのエチュードまで練習して下さいますのが理想です。

ショパンのエチュードは、練習曲の最高峰と言われております。

あくまでも、ただ弾くのではなく…表示された速度でミス無しで弾く事に練習曲は意味があります。

テクニックがありませんと、音楽性がありましてもなかなか表現が出来ないのは残念です。

是非練習曲も、地道に頑張って下さいませ。
(((o(*゚▽゚*)o)))

今日も、皆さまにとりまして素晴らしい1日になりますように…。