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皆さま おはようございます。
昨日あたりから急に涼しくなりました。
東京の最高気温は、29℃の予報です。
まだ、8月下旬ですが…最近は季節が前倒しされている気が致します。

秋の気配ですね。

少し寂しい気が致します。

秋は、生徒さんの入会が多い時期です。
私のお教室は東京都港区ですが…
大人の方は、東京都以外からレッスンにいらして下さる方も多くいらっしゃいます。

お子様でも、西東京市や神奈川県からもいらして下さっております。

遠方よりお通い下さいますのは、大変な事だと思います。
本当に感謝致しております。

少しでも上達頂けますように、頑張りたいと思います。

今日は、演奏に重要な『呼吸』について、お話ししたいと思います。

演奏にとって呼吸は、大切な技術の一つです。
ピアノは、オーケストレーションが出来ます唯一の楽器です。

いくつかの声部が出てきます曲には、それぞれの声部のメロディーを分けて考え、整理して練習する必要があります。

長いフレーズも、途中で呼吸をしてしまいますと、フレーズも切れてしまいます。

長いフレーズの場合は、フレーズの前で息を吸い、フレーズが終わる時に、息が吐ききれる事が綺麗にフレーズを弾くコツでもあります。

又、オーケストラをご覧下さるとわかりやすいですが、たくさんの楽器が同時に合わせる時は、指揮者の呼吸を感じて、オーケストラの団員の方皆さまが同じように呼吸をして合わせます。
たくさんの楽器が綺麗に、合わせられますのは、呼吸が鍵と、なります。

ピアノも、全く同じです。
ピアニストの演奏をご覧下さるとわかりますが、最初の音を出します時に、息を吸って吐きながら最初の音を出します。
これは、とても大切な事です。
上手く演奏に入っていけます。

大きな山場の頂点に達します時には、この呼吸法がなければ、頂点に達する事は難しいです。
楽譜に書いていない、間を取る時も呼吸が大切な要素になります。

呼吸と、演奏が一体にならなければ、指だけが先行してしまい、聴いている方もよくわからない演奏になります。
音楽の流れや、音の方向性をよく考え、呼吸により更に演奏が深いものになります。

呼吸により、ご自身の弾いている音を最後までしっかり聴くことも出来ます。

呼吸の技術は、身体と一体感のあるいい演奏になります。
どうぞ、呼吸の技術を習得してますます素晴らしい演奏になさって下さいませ。

今日も、皆さまにとりまして素晴らしい一日になりますように…。