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皆さま こんばんは。
12月に入りましたと思いましたら、もう後半になっております。
(゚o゚;;
12月は、毎年気がつきますと終わっております。
一日一日を、大切に過ごしたいですね。

昨夜は、サントリーホールでのYusk(ユースケ)さまのピアノリサイタルにお邪魔致しました。

サントリーホールは、私のお教室のございます東京都港区赤坂6丁目から、徒歩で数分です。
(サントリーホールも赤坂1丁目です。)
大変素敵なホールで、ピアノも素晴らしいです。
発表会などにも使わせて頂いております。
(((o(*゚▽゚*)o)))

Yuskさまの演奏は、とても優しさに溢れた透明感のある素晴らしい演奏でした。
人柄も大変お優しく、演奏そのままの方でいらっしゃいました。
特に、ドビュッシーの『映像 第1集』
が、素晴らしく印象に残りました。

今日は、ドビュッシーの音楽についてお話しさせて頂きます。

ドビュッシーの音楽は、それまでの音楽とは全く違う形を確立しました大変に画期的な作曲家です。
それまでの伝統をやぶり新しい音楽を作り上げました。

ドビュッシーの特徴

① 不協和音は、一時的など不安定な和音ですが、不協の和音を感じさせない流れるような動きを確立しました。

② 響きを重視している。

③ 印象派絵画のように、色彩的と言われています。
色や輪郭が曖昧であるように、拍を感じさせない流れと自由なリズムです。

…今は、普通に使われていますが、ジャズに使われています9度・11度・13度の非和音は、ドビュッシーが最初に使った不協和音です。

それまでは、1度・3度・5度の協和音が普通でした音楽に、6度・7度・9度…そして、11度・13度の不協和音を使い、5度下降和音は、不協和音でありながら安定した和音になり、不協和音の自立を果たしました。

これは、当時は大変に斬新だったと思います。
ドビュッシーがいなければ、その後の現代音楽の誕生は、なかったように思います。

ドビュッシーを始めとするフランス近代音楽は、
慣れるまでは、譜読みが少し難しいですが是非挑戦して頂きたいと思います。

美しい幻想的な響きに神秘的な美しさを感じます。

今週はクリスマスもございます。
どうぞ皆さま、楽しいクリスマスをお過ごし下さいませ。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

明日も、皆さまにとりまして素晴らしい1日になりますように…。