皆さま   こんにちは。

今朝の雨も止み、東京は気温が下がりましたが空気の澄んだ爽やかな午後を、迎えております。

休日の午後の赤坂は、とても静かです。

隣の赤坂氷川神社のたくさんの樹木の『気』を感じながら、森林浴の気分です。
前回の投稿でもお知らせさせて頂きましたが…

9月11日は、生徒さんの発表会をサントリーホールで開催致します。

演奏なさいます曲目が決まらない方がおりましたが、やっと昨日決まりました。

ご本人の希望で…ショパンの『ノクターン』の中から選択で迷っておりました。

その方は、ノクターン21曲のほとんどを弾いてありますので、かえって選択するのが難しくもありました。

私、個人的には…

ノクターンの最高傑作とも言われている13番

誰もがその美しい旋律に魅惑されてしまう8番

ショパンの生前最後の作品17番・18番

盛り上がりがなくあまり演奏されるのは多くないですが、大変に洗練されたショパンの魅力があります 16番

を、お勧め致しました。

その方は、16番・17番が特にお好きと伺いました。

最終的には、演奏なさる本人が決めますのが一番だと思いました。

『16番』決まりました。

(((o(*゚▽゚*)o)))

『ノクターン』は、日本語では『夜想曲』と訳されます。

ノクターンのほとんどが3部形式になっていますが、16番は3部形式の形ではないです。

大きな盛り上がりや変化の少ない作品で、演奏にはとても工夫か必要です。

微妙な和声の変化を感じとりながら、フレーズ、テンポを意識する必要があると思います。

技術、音楽的表現共に難易度の高い作品だと思います。

又、大変美しい旋律は、気品があり気高い美しさを感じる作品です。

左手の徹底した練習が鍵だと思います。

実力のあります方ですので素晴らしい演奏を期待しております。

皆さまも、素晴らしい休日をお過ごし下さいませ。