今日は、世界的ピアニストのヴァディム・ホロデンコさんの来日リサイタルにお邪魔致しました。
場所は、豊洲駅からすぐにあります『豊洲シビックホール』です。
私のお教室のございます赤坂6丁目から地下鉄永田町まで歩き有楽町線で10分ほど乗りましたら、豊洲駅に着きました。
ヴァディム・ホロデンコさんは、1986年生まれの30歳です。
2013年ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール 1位
国際シューベルト コンクール1位
マリア カラス コンクール 1位
他、たくさんの国際コンクールで素晴らしい業績を残されていらっしゃいます。
現代のピアニストで最も優れたピアニストの一人と言われていらっしゃいます。
2016年3月に、5歳と1歳のお嬢様を亡くされ、来日なさることは本当に大変でいらしたと思います。
そのような状況で、来日下さいました事にとてもプロ意識の高さを感じます。
今日のリサイタルは、本当に素晴らしく感動などと一言では表せない演奏でした。
ショパンから始まり、リスト・スクリャービンと、魅力的なプログラムでした。
リストでは、超絶技巧練習曲より『回想』 『幻影』 『鬼火』が演奏されました。
リストの超絶技巧と言いますと、技術が難しい…と、いう印象が強いですが、それだけではなく、肉体・精神・魂 これからの超越という宗教的な意味を持っています。
ホロデンコさんの演奏は、完璧な技巧に崇高で高潔な演奏でした。
プログラム最後の、スクリャービンのソナタ5番は、超絶技巧を要する難曲ですが、色彩的で美しい光を感じる感動的な演奏でした。
あっという間の2時間でした。
夢のような一時を過ごすことが出来ました。
ピアノも、コンサート会場には珍しい『ファツィオリ』のピアノを使用していました。
今回のリサイタルは、ホロデンコさんを取材なさり『月刊 ショパン』に記事を掲載なさいました、藤巻 暢子さまからのお誘いでした。
素敵なリサイタルに伺えて本当に幸せでした。
週末になりました。
月曜日も祝日ですね。
(╹◡╹)
どうぞ皆さま、楽しい連休をお過ごし下さいませ。
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