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皆さま こんばんは。
今日の東京は、朝から雨でしたが夜になりました今は、止んでおります。

私の記憶によりますと、七夕は雨や曇りの日が多い気が致します。
…>_<… …ですが、雨や曇りでも雲の向こうには星は光っていますね。 七夕の日は、毎年特別な事は何も致しませんが、夢のありますロマンチックな日ですね。 (#^.^#) …今日は、スタッカートについてお話し致します。 スタッカートの奏法は、時代によりピアノの構造も様々な為、いろいろな弾き方が要求されます。 バッハの時代のスタッカートの弾き方、モーツァルトの時代のスタッカート、ベートーヴェンの時代のスタッカート…。 いろいろなスタッカートを区別しなければなりません。 バッハを弾く場合は、音と音をつなげない…ノンレガートが基本となります。 モーツァルトには、スタッカートが多く出てきます。 軽やかなスタッカートがモーツァルトの切れのいい音楽の特徴でもあります。 ベートーヴェンは、どちらかと言いますとレガートを意識しているように思いますが、スタッカートも重要な一つです。 スタッカートのいろいろな弾き方を習得しなければ、なかなか完成度の高い曲を仕上げる事は難しいと思います。 今回は、短い切れのいいスタッカートを綺麗に弾くコツを説明したいと思います。 短く綺麗な音で弾きますには、第一に手首の柔軟性が必要です。 力を抜いて、指先に神経を行き届かせます。 ピアノの鍵盤を、押す意識は持たずに… 鍵盤から指を上げる意識に集中する事です。 下に押して弾くのではなく、鍵盤に触れましたら上に取る意識を持つと短い綺麗なスタッカートを弾く事が出来ます。 スタッカートが続く場合は、鍵盤から指を離してしまいますと、ミスタッチする確率が高くなります。 鍵盤には指を置いたまま、音をつなげずに手首を使い短い音を作っていきますと、無駄な力が入らずに、ミスタッチなく綺麗に弾けます。 スタッカートの弾き方は、とてもたくさんあります。 作曲家や、曲の内容や場面により様々です。 綺麗なスタッカートを弾く事は、基本ですが簡単な事ではありません。 作品の完成度を高めます為にも、どうぞ上手く習得なさって下さいませ。 どうぞ皆さま…素敵な七夕の夜をお過ごし下さいませ。 ☆