皆さま こんばんは。
今日もお天気は、雨が降ったり止んだり…と、不安定なお天気の一日でした。
夜は、涼しく雨音が心地良いです。
前回の投稿でも記載しましたが、今年は2年に一度の発表会の年です。
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素晴らしいサントリーホールで演奏出来ますのは、大変素晴らしく皆さまレッスンにも力が入って参りました。
サントリーホールは、東京都港区赤坂1丁目にございます。
私のお教室は、赤坂6丁目ですので本当に近く徒歩で、6分程度です。
サントリーホールは、近く大きな改装工事に入ります為、改装前のホールでの演奏は、最後になります。
今回のプログラムは、ベートーヴェンが多いと思いましたが、やはりショパンも多く演奏致します。
人気曲の一つ、ショパンの『バラード1番』を演奏する方がおりますので、今回は『バラード1番』について、取り上げたいと思います。
ショパンは、バラードを4曲作曲しております。
『バラード』は、フランス語で『物語詩』を意味します。
物語的で、文学的な雰囲気の作品です。
ポーランドの詩人…『アダム・キツキェヴィッチ』の詩に霊感を受けて作曲されたと言われています。
第1番は、とても人気の作品で生徒さんもよく弾いております。
私、個人としましては…4番がとても好きです。
ショパンの作品の中でも、最高傑作の一つだと思います。
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『バラード』の全て4曲は、3拍子系です。
(一番は、4分の6拍子です)
ですが、ワルツなどとは全く違く、舞踊性はあまり感じません。
3拍子系にすることで、曲の流れを上手く出しています。
これは、ショパンの作曲家としての才能の素晴らしさを感じます。
1番のポイントは、たくさんありますが…
やはり最後の『Presto con fuoco』のコーダは、とても難しく技術が必要です。
この部分を軽やかにテンポが上げられるか…が、大きなポイントだと思います。
メトロノームを使い、工夫した練習が必要かと思います。
バラード1番は、いろいろなピアニストが弾いております。
私が好きな演奏は…
ツィマーマン…透明感溢れる、完璧な演奏。
ベルルミュテール…洗練された演奏。
ゲキチ…個性的で惹きつけられる演奏。
など、本当に素晴らしいと思います。
ラン ラン と、アルゲリッチのバラード1番は、私は、数えられないほど聴きました。
スカッとして、とても魅力があります。
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それぞれに、素晴らしい演奏です。
最終的には好みの問題かとも思います。
皆さまも、是非いろいろな方の演奏を参考になさるのもいいかと思います。
明日も、東京は曇りのち雨の予報ですが…
どうぞ楽しい週末を、お過ごし下さいませ。
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